ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

みなさん、チーズ好きですか?

私は大好きです。

 

ワインも好きなので、チーズも一緒に食べると最高ですね。

 

そんな私が大好きなチーズなんですが、大きく分けて「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類があることはご存知ですか?

 

私はもっぱらナチュラルチーズを食べていますが、プロセスチーズもたまには食べます。

この2種類の違いを説明していきますね!

ナチュラルチーズとは

ナチュラルチーズとは

乳を固めて発酵・熟成させて作った「乳酸菌が生きており、買ってからも発酵・熟成が進む生きているチーズ」です。

また原料は牛の乳だけではなく、ヤギやヒツジの乳を使用するタイプもあります。(ヤギのチーズ大好き・・・)

ナチュラルチーズは柔らかそうなチーズ、と思っている人もいるかもしれませんが

 

  • ハードタイプ
  • セミハードタイプ
  • フレッシュタイプ
  • ヤギ・羊(シェーブル)タイプ
  • 白カビタイプ
  • 青カビタイプ
  • ウォッシュタイプ

 

と、柔らかいものから固いものまで様々なチーズがあります。

本当に種類が多すぎてまだまだ知らないチーズがたくさんあります!

 

買ってからも発酵が進むので、上手に管理できれば非常に濃厚でおいしい?チーズに変化しますが、発酵はまずは個人で試すよりも、そういったチーズを出してくれるお店で食べてみて下さい(笑)

 

私はお店でカマンベールチーズの超熟成を食べた時に「こんなおいしいチーズがあるんだ・・・」と思いました。

→周りは嫌がっていました。

 

自分が好きなチーズを見つける楽しみがありますね!

ブルーチーズ

青カビタイプのブルーチーズをとっても、有名どころ(世界3大ブルーチーズ)だけでも「ロックフォール」「ゴルゴンゾーラ」「スティルトン」とあります。

それぞれ個性があって、ブルーチーズの中でも特にこれが好き!という人もたくさんいます^^

 

プロセスチーズとは

プロセスチーズとは

普通のスーパーなどで売られているチーズはほとんどがプロセスチーズです。

  • 6Pチーズ
  • キャンディタイプのチーズ
  • スライスチーズ

など、よく見るものばかりですね!

 

プロセスチーズは、1種類もしくは複数種類のナチュラルチーズを原料としていますが、一度加熱処理して溶かし、熱いうちに型に入れて作ります。

加熱処理するため乳酸菌や酵素は死んでしまい、ナチュラルチーズと違って発酵・熟成は進みません(味は変わりません)

 

プロセスチーズは均一に混ぜ合わせる必要があるため「乳化剤」という添加物を使います。

 

この乳化剤という添加物は「一括表示」が許されているので、私たち消費者にはどのような添加物がどれくらい入っているかは分かりません・・・

プロセスチーズに使われる乳化剤は「リン酸塩」がほぼ使われています。

リン酸塩は結構いわくつきの添加物で、たくさん摂ってしまうと「カルシウムの吸収が悪くなり骨がもろくなる」心配があります。

ですが、各メーカーも基準値は守っている(と思う・・・)ので、そこまで敏感に反応しなくてもいいかなとは思っています。ここは個人の判断ですね!

それでも私はプロセスチーズはあまり食べてはいませんが・・・

 

加熱処理し添加物を使用しているので、賞味期限も長くなっていて販売者も消費者も使いやすい商品です。

 

で、どっちがいいの?

個人的には圧倒的にナチュラルチーズが良いとは思っていますが、それぞれの特徴をまとめてみますね。

ナチュラルチーズ プロセスチーズ
添加物 なし(稀に入っているものもある) あり(乳化剤)
価格 ピンきりだが、若干高め 安い
種類、食べる時期によっても様々 均一的
賞味期限 管理方法により様々だが短め 長い
種類 豊富 食品メーカーの製品ラインナップによる
私の好み

 

糖質制限するなら欠かせない食材であるチーズ

糖質制限の強い味方チーズ

私は糖質制限をしていますが、3週間で体脂肪が14%→9%まで落ちました。

 

糖質制限以外のことは、意識して歩くようにしているだけです。

普段は車移動がほとんどのため、1日の歩数は1000歩とかなんですよ・・・

今は1日最低5000歩は歩くことを日課にしているくらいです。

 

チーズは栄養価が高いので、糖質制限にはもってこいの食材です!

 

MEC食の中でのチーズ

以前糖質制限の記事でMEC食の紹介をしました。

ケトン体、血糖値、糖尿病、まとめます!

2017.05.27

Meet(肉)Egg(卵)Cheese(チーズ)をメインとして食べる方法です。

※それぞれの頭文字をとってMEC(メック)です。

 

チーズは非常に栄養価が高い食材ですし、糖質がほとんど含まれていません。

 

糖質制限は糖質を減らし、タンパク質と脂質の量を増やすことを基本としています。

チーズはその目的をばっちり果たしてくれます!

 

チーズの種類によって栄養価はバラバラです。

明治さんのWEBサイトにチーズ100g中の栄養価をまとめてくれているので拝借します。

チーズごとの栄養の特徴

※株式会社 明治 WEBサイトより引用

 

100gの一般的なカルシウムの量

  • パルメザンチーズ:1300mg
  • ゴーダチーズ:680mg
  • ブルーチーズ:590mg
  • カマンベールチーズ:460mg
  • クリームチーズ:70mg
  • カッテージチーズ:55mg
  • プロセスチーズ:630mg
  • 牛乳:110mg

です。

 

糖質制限でチーズを毎日食べる場合、使用している塩分量と栄養価、添加物などを考慮すれば

 

カマンベールチーズが私のおすすめです!

カマンベールチーズ

※私はカマンベールチーズだけではなく、いろいろなナチュラルチーズを楽しんでします。

 

タンパク質は1日50~60gは摂りたいですから、カマンベールチーズ100gで3分の1が摂れてしまいます。

カルシウムは1日650mg摂りたいですが、カマンベールチーズ100gで460mg摂れてしまいます。

おやつに食べてもいいですね!

 

しかし、妊婦さんにはナチュラルチーズに含まれる「リステリア菌」が胎児に影響を与える危険性があるので、ナチュラルチーズは控えて下さい。

リステリア菌は熱に弱いので、製造過程で加熱しているプロセスチーズでしたら大丈夫とされています。

 

私のチーズ感

私のチーズ感

チーズは好き嫌いが分かれますが、ナチュラルチーズの奥深さを知ってしまうといろいろなチーズが食べたくなります・・・

 

ブルーチーズも最初は苦手でしたが、ごく少量なら食べられるようになり、私が好きな少し熟成したロックフォールを食べた時に「同じチーズなのにこんなに違う(おいしい)!?」とびっくりしたものでした。

 

羊のチーズは非常に食べやすく万人受けするおいしい味でした。

テストゥン・バローロはお勧めです。

 

ヤギのチーズを初めて食べた時も衝撃でした。

一口目は「うわっ!」とびっくりしましたが、その一口が食べ終わる頃には「あれ?おいしいかも?」と思えるほど急激に意識が変わりました(笑)

最初は「なんだかクレヨンぽい?」みたいな味の感想でしたが、食べていると「そうそう、このヤギおいしいね」と言っている自分がいました。

 

上でも書きましたが、お店でカマンベールチーズの超熟成(もう本当にとろとろで色も茶色)を食べた時に「これがカマンベールチーズ!?」と声を出してびっくりでしたよ。。。本当においしかった。

それからは「熟成が進んだチーズ」を好むようになり、家で熟成させようと計画中です。

 

ヨーロッパでは熟成が進んだチーズのカビを落として食べているそうです。

 

まとめ

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い、いかがでしたか?

毎日食べる場合は、やっぱり添加物が少ないナチュラルチーズをお勧めしますし、何よりもおいしいです。

 

おいしいし健康に良いすばらしい食材チーズ。

自分のライフスタイルに合ったチーズを選択してくださいね!