今回は心の健康をテーマに「変わる人、変わらない人」の違いを考えていきたいと思います。
特に変わりたくなく、今までの生き方で良いなら全然それで構いません。
みんながみんな変わりたいわけじゃないですし、そんなこと強制できませんからね(笑)
現在何か「変わるための行動」をしている人も、まずはそれをやり続けた方が良いと思います。
それでだめだったらこの記事を読んでみて下さいね。
でも「今のままでいいのかなぁ・・・」という漠然と不安を感じているなら、この記事で何かヒントを掴めるかもしれません。
それくらいの楽な気持ちで読んでもらってオーケーです。
目次
変わる人の大前提
人生は「自分」+「環境」です。
いくら自分ががんばっても環境が良くなければ期待通りの結果が出ないかもしれませんし、心が折れてしまいます。
「自分」も「環境」もどっちも大切ですよ。
いろんな考え方があると思いますが、個人的には「自分が変わろうとするから」「環境を変える必要がある」という流れじゃないかなと考えています。
環境だけを変えてもあまり変わらない人は結構いますからね。
というわけで、今回は「環境」ではなくまずは「自分」にフォーカスして考えていきます。
自分が変われば、自分を置きたい環境も明らかになってくるという前提で、変わる人・変わらない人の考察、いってみましょう。
変わる人、変わらない人を強引に分けてみる
まず「変わる人、変わらない人」強引に分けてみましょう。
- 変わる人は「未来を見て、今の行動を変える人」
- 変わらない人は「過去を見て、同じ行動をする人」
ざっくりこんな感じで考えています。
もちろん世の中は変わらない人の方がずっと多いでしょう。
ワタシ自身もどちらかといえば変わらないタイプだと思います。
「自分はこういう人間だから」
と過去の自分を前提に行動を決めるから、なかなか変われません。
(そもそも変わりたくない、変わる必要性を感じてないんだと思います)
逆に変わる人は
「こういう風になりたい」
という未来への思いがあるから、そうなれるように行動を変えて(決めて)いけます。
行動を変えることができても、過去の自分の習慣に影響されて元通りの自分に戻りそうな時もあります。・・・そして戻ってしまう場合が多いですよね。
人間はホメオスタシス(恒常性)といって、変わらずに現状維持をしたがります。これは多くの人がそうです。
そこでワタシが勝手に考えた「人が変わるために行う3つのこと」があります。
それは
- 人生の目的、目標を持つ
- 目標に向かうための行動を決める
- ルーティーン化する
の3つです。
それぞれ説明していきますね。
①人生の目的、目標を持つ
「人生の目標を持っていますか?」という質問を自分に投げかけてみてください。
こうなりたい、こんな人生を送りたいという、ある意味子供のような思いを持つことです。
子供の頃は夢があったはずです。(・・・ない人もいるかもしれませんね)
でも大人になるにつれてどんどん「世の中の常識」を擦り込まれていきます。
「これはやっちゃだめ」
「そんなことは無理だから諦めろ」
「いつまで子供みたいなことを言ってるんだ」
まぁいろいろありますよね、こういう話。
こういうことを言われないと社会的生活がうまくできずに人様に迷惑をかけてしまうかもしれませんが、あまりにも言われすぎると、、、個性のない大衆、になってしまいます恐れもあります。
人生の目標!と聞かれると、そんな大それたこと考えている人の方が少ないよ・・・となりがちですが、あまり重く考えずに、単純に「こんな感じの人生がいいなぁ」と思うことがスタートです。子供っぽくて全然OKです。
もう少し踏み込んで話をすると「自分を受け入れる」ということだと考えているんですワタシ。
- 自分のしたいこと
- でも自分に足りないこと
- どうして行動できていないのか
- どうして諦めてきたのか
- どうしてそれをしたいのか
などの正直な自分の答えを「受け入れる」ことが大切です。「なんで?」「どうして?」と自分に問いかけて下さい。
どこまで自分に正直になれるかは人それぞれですが、できるだけ正直になってくださいね。
人には言えない答えが出ることもあると思いますけど、それを受け入れましょう。
しょうがないじゃないですか、それが自分なんですから(笑)
ワタシの好きな言葉に「踏まえて乗り越える」があります。
この言葉は、感情的にならずに冷静にさせてくれます。
この「踏まえる」ために、先ほど説明した「受け入れる」という行為が大切なんですね。
なにかこう「昔の自分はなかったことにして(捨てて)、新しい自分を作っていこう!」という人もいますが、ワタシ的にはしっくりきません。
これでうまくいく人もいると思いますが、稀だと思いますよ。
ほとんどの人が「もとに戻ってしまう原因」に目を向けないので(受け入れられていないので)、乗り越えられないんです。
昔の自分を捨てるような方法で変わることができる人が多いなら、変わりたくても変われない、という人は激減すると思いますが、そうでもなさそうですし。
自分を受け入れることは時間がかかるかもしれませんが、急がば回れ、です。
そして「今のあなたの」人生の目標を気軽に決めてみて下さい。
生涯通しての目標なんて、今はまだ必要ありません。楽にどうぞ。
②目標に向かうための行動を決める
自分を受け入れて目標を決めたら、どうやって目標に近づいていくか具体的に考えていきます。
「踏まえて乗り越える」ための「乗り越えていくための行動」です。
これを考えていくのは個人的にはすごく楽しいんですが、周りを見ていると、難しい、と感じる人も多いみたいです。
ちょっと一緒に考えてみましょう。
ポイントは「今、これをする」ということを行動レベルまで落とし込むことです。今です今。
例えば目標が「お金持ちになりたい!」にしてみましょうか。
分かりやすいですし。・・・いまどき流行りませんか?(笑)
最近の人は「自由な時間がほしい!」ですかね?
・・・どうせなら2つ同時に考えてみますか!?
「お金があって自由な時間もほしい」
自由な時間に一体何をするんだ?というところは人それぞれで違うでしょうけど。
今はそこは考えません。
ではここから具体的に考えていきましょう。
例えば仕事が終わってアルバイトをすれば、それは簡単に収入はアップしますね。
でも
- 月数万円くらい
- 圧倒的に時間がなくなる
という「手軽にできるけど、目標からどんどん離れていく」と思います。
自分の体を使う「労働収入」では「自由な時間とお金を同時に満たす」は難しそうです。
務めている会社によっては、やったらやっただけ給料が上がる(残業ではなく成果で給料が上がる)会社もあると思います。
その場合は、いかに仕事を早く終わらせて成果を出すか、に注力することも良いと思います。
でも単純に考えて自由な時間とお金を得たいなら、不労所得(権利収入)を目指していくべきです。
- 不動産の家賃収入
- 株などの投資
- 太陽光発電での売電
- インターネットを使ってのビジネス
- ネットワークビジネス
- 作曲や作詞、書籍の執筆
などなど
上から3つ目まではある程度まとまった資金が必要ですね。
でもたとえば②株のことを考えるなら、仕事の後アルバイトをして株運用のために資金を貯める、などアルバイトが活きてくるかもしれません。
初期投資がほぼ必要なく始められるのは④インターネットを使ってのビジネスと⑤ネットワークビジネスですね。
これは私はどちらもやっていますし、②株などへの投資も少々やっています。
それぞれ技術力や知識、根気が必要ですが、
- 書籍を読む
- 誰かに習う
などで、始めることができますね。
このように具体的に考えていくのです。
行動に落とせるまで具体的に。
- 本なら「どれをいつどこで買う?」
- 誰かに習うなら「だれといつどこで会って教えてもらう?」
まで。
ちょっと長くなってしまいましたね。
人によって状況は違うと思いますので、質問形式も用意してみました。
質問すると頭が働くので、ワタシが下に挙げる質問だけでなく、自分自身に良い質問をどんどんしてみて下さいね!
- あなたの収入源は何がありますか?(1つでも複数でも)
- その(それら)の収入を増やすことはできますか?
- そこからの収入を増やせるならどうやって増やせますか?
- 収入を増やすためにあなたに足りていない事は何ですか?
- どれくらいの時間がかかりそうですか?
- 収入源自体が少ない場合は他に収入源を増やすことはできますか?
- どの方法(仕組み)ならできそうですか?
- それはなぜですか?
- どうやって始めますか?
- いつ始めますか?(いまでしょ!)
今回の例では、お金お金してしまいましたけど、
「目標が決まったら、その目標に向かって行動を起こす」
という単純なお話です。
③ルーティーン化する
さて、目標へと近づく行動が決まって、開始したとしましょう。
開始して数日はテンション、モチベーションも高く行動が出来ると思います。
目標を決める以前とは違った行動をしていますね。
その行動で目標に近づく「良い結果」が出れば、どんどん続けることができると思いますが、そうはうまくいきません(笑)
結果が出ないことが続けば「やっぱり無理じゃん」ということで、元々の生活に戻って行ってしまうんですね・・・
ここで効いてくるのが一番初めの「自分のことを受け入れる」ところです。
受け入れるということは、自分を客観視できることに繋がります。
- こういう飽きっぽいところを変えていきたいんだよねぇ
- やり方が悪いかもしれないから、ちょっと変えてみようかな
- そう簡単にはうまくいかないよね。うまくいってる人に聞いてみよう
という感じに、自分がだめだと思ってるところを冷静に「はいはい、わかっているよ」と自分自身で自分のメンテナンスをすることができるわけです。
でもしょっちゅうメンテナンスが必要だったらさすがに疲れます(笑)
やりたくないと思っていることをやることは非常にエネルギーを消耗しますし、長続きしません。
やりたくないなら辞めちまえ!も一つの選択肢ですが、それでは元に戻るだけです。
そもそもそのような状況にならないようにするためのものが「ルーティーン化」です。
ルーティーンとは「決まった作業」のことです。
無意識にしている行動、と言い換えても構いません。
例えば歯を磨くこと。歯ブラシを持って歯磨き粉を載せて口に入れて左下から磨いて・・・ということはいちいち考えてないですよね?
お風呂やシャワーの浴び方も、ルーティーンだと思います。
朝起きてから会社に行くまでもルーティーンじゃないですか?
毎朝コンビニに寄る人もそうかもしれませんね。
これが「今のあなた」の無意識な行動です。
自分を変えたい人は、このルーティーンに注目するべきです。
最初はきついですが、ルーティーンを「なりたい自分がする行動」に変えていくんです。
行動する時にいちいち考えないようにするんです。
「やりたくないなぁ」「めんどくさいなぁ」「ねむいなぁ」「しんどいなぁ」という意識があなたを元のあなたに呼び戻そうとします。
基本的なスタンスとして「決めているから、ただやるだけ」です。
余計なことは考えないんです。それが自分の目標に近づくと思って決めた行動ですから。
もちろん、ルーティーン化してやり続けた結果、ちょっと違うかなと思えば修正していく必要はあると思います。
あなたにとって良いルーティーンを作って、実践してみて下さい!
やるかやらないかを考えずに、即行動すればエネルギーの無駄遣いがぐっと減りますよ。
疲れていてやりたくない時は、多くの場合、心か体、もしくは両方のエネルギー不足の時です。
ここでエネルギーマネージメントの話をはじめると、この記事が終わらなくなってしまうのでまた書くようにしますね。
※番外編1 手放す
自分が制御できるのは、自分だけです。
他人は制御できませんし、天気や時間も制御できません。
自分が制御できないことを考えたり、制御しようとしても気が滅入ることが多く、エネルギーが大量に消費されます。
そういうことを考えているなぁ、制御しようとしているなぁ、と思ったら「手放しましょう!」
それよりも、制御できる自分の行動や発言を「未来のなりたい自分」に近づけていきましょう。
※番外編2 脳の話
少し話はずれますが、脳の話です。
うれしい、や、気持ちいいは右脳を使います。
世の中の常識や言語などは左脳を使います。
現在の世の中は「左脳社会」です。
どうしても世の中の常識のほうが重要度が高く、自分の夢などを抑えてしまう傾向にあります。
諸説ありますが、人はそれぞれ「脳タイプ」があり、
- 左脳型
- 右脳型
- 両脳型
や
- 一点集中型
- 複数集中型
という特性を持っていると言われます。
自分の脳タイプが分かっていれば「どういう環境でストレスがかかるか」「自分の脳が活性化する時はどんな時か」など、自分を客観視できる一つの指標になるので楽しいと思います。
※ちなみに私は「両脳型で複数集中型」でした。
まとめ
変わる人、変わらない人というテーマで書いてきましたが、いかがでしたか?
自分自身に言い聞かせるように書いている所もあります(笑)
今回は「人生=自分+環境」の「自分」にフォーカスしています。
でも環境も大切ですよ。
頑張っている自分を「そんなこと無理だから早くやめたら?」というような環境だとなかなか難しいですよね?
でもだからこそ「この場所はまずい」というようなことに気づきます。
そうすれば「場所を変える」ということも行動として決まってきますよね?
そうです、「人のせいにせず、自分で決めて行動すること」が大事なんです。
せっかく「変わりたい!」と思ったなら、過去の自分に引っ張られることなく、受け入れて、踏まえて乗り越えて行きましょう^^
何かのヒントになればうれしいです。